肩や首の痛み・コリ
下記症状がある方は是非一度ご相談下さい。
チェックリスト
- 肩がとにかく重い・だるい・痛い
- 頭痛や吐き気・めまいがする
- 目の疲れと一緒に首から肩が重くなる
- 首が動かしづらい
- 肩が回らない
- 肩から腕、指先までしびれる
- 肩甲骨の内側が痛い・だるい・重い
- 四十肩・五十肩の疑いがある
肩こり・首の痛みの原因
首の痛みは事故などで首の頚椎を損傷した時の痛み(むち打ち等)と、慢性的な首の痛みがあります。慢性的な首の痛みの場合は同時に肩こりも多く見受けられます。
慢性的な首の痛みと肩こりについて
猫背や前かがみのデスクワークなどの長時間の不良姿勢が原因といわれますが、なぜ姿勢の悪さが肩こりや首の痛みの原因となるのでしょうか。
人間の頭の重さは体重の約1/8とされており、60kgの方だとスイカ1個分ほどあります。そのスイカほどの重さを細い首の骨と周囲の筋肉支えていることになります。猫背などの悪い姿勢をしていると、首の骨だけでは支えきれなくなり、首の後ろの筋肉や肩周辺の筋肉を使って支えることになり、必要以上に筋肉疲労が起こります。これにより、肩こりや首の痛みが発生するのです。
この他に、眼精疲労やストレス、冷えなども首や肩周りの筋肉を緊張させる原因になります。
そのままにしておくとこんな症状が・・・
首や肩周辺の筋肉が緊張し続けると、血流が悪くなることによって頭痛を引き起こしたり、カチコチに緊張した筋肉が原因で寝違いを起こしやすくなります。
また、その状態のままにしておくと、頸部椎間板ヘルニアなどにより手にしびれが出てくることもあります。
生活の中での予防方法
- 姿勢に注意!
猫背や足を組んだりして悪い姿勢になっていませんか?良い姿勢を心がけ、たまにはストレッチなどをして筋肉の緊張をほぐしましょう。ショルダーバッグを持つときも、両肩均等に持つようにしましょう。 - 眼精疲労に注意!
眼鏡・コンタクトが合っていますか?見えにくいと目を必要以上に疲れさせますので、度の合ったものを使用しましょう。
長時間のデスクワークで疲れていませんか?適度に休憩をしたり、目を休ませましょう。
室内の乾燥はしていませんか?秋冬は加湿器などを用意しましょう。 - ストレスをためない工夫を!
精神的な緊張も筋肉を緊張させる原因となります。たまにはリラックスする時間を用意しましょう。 - 血流を良くする心がけを!
冷え性・運動不足・身体を締め付ける衣服の着用・歯の噛み合わせも原因となります。体の血行を良くするような生活を心がけましょう。
腰の痛み
このような症状がある方は是非一度ご相談下さい。
腰痛チェックリスト
- 長時間座っていると、腰が痛くなる
- 前かがみになると腰が痛くて辛い
- 立ち上がる時に腰が痛くなる
- 咳をしたりくしゃみをして腰が痛くなる
腰痛の原因
背骨はゆるやかなS字カーブをしていますが、腹筋と背筋の筋力のバランスによって保たれています。腹筋と背筋の筋力が落ちると腰を支える力が低下し、腰にかかる力が増し、腰痛の原因となります。
あわせて、体に歪みがあったり長時間同じ姿勢をとっていると血行が悪くなり、筋肉や靭帯が萎縮し、疲労物質が溜まってしまうことも腰痛の原因となります。
また、急激に重いものを持ち上げようとすると腰痛を引き起こすことがあります。中腰姿勢になると前に倒れないように背筋が強く働くためです。例えば60kgの人が中腰で荷物を持ちあげる時には184kg~360kgもの負荷がかかるともいわれています。
そのままにしておくとこんな症状が・・・
重い腰痛(ぎっくり腰など)を引き起こす1週間ぐらい前には、腰がだるいとか、朝起きた時に腰に違和感を覚えるといった前兆があります。腰へのダメージが蓄積されてぎっくり腰予備軍の状態になっている可能性が・・・。そういうときは、早めに対策を取りましょう。
ぎっくり腰になってしまったら
もしもギックリ腰になってしまったら、寝て安静に!
立つのも座るのも、また、いい姿勢をつくろうとするのも、腰に負担がかかります。痛いときには寝るのが一番です。腰にかかる負担が最も少ないといわれている姿勢は横向きで寝て膝を曲げる姿勢といわれています。次に楽な姿勢は仰向けで寝てひざを軽く曲げるといいでしょう。 また、患部に熱がある場合(通常ギックリ腰から2~3日間)は温めたり揉んだりせずに、冷やして湿布をするといいでしょう。 そして、できるだけ早めに当院にご相談下さい。動けない場合はお電話でも結構です。ぎっくり腰が癖にならないように、しっかりと治療していきましょう!
生活の中での予防方法
- 姿勢を変える
肉体疲労や、血行がよくないために起きている腰痛の場合は、姿勢を変えたり、1時間に一回は休憩を取り2,3分でもデスクなどを離れて歩いたりするといいでしょう。 - 背筋と腹筋をきたえる
腰が痛くないときに、背筋と腹筋をきたえておきましょう。特に呼吸をする際に使う筋肉が重要です。この筋肉が強いかどうかで腰全体の筋肉にかかる負担も5割減るといわれています。 また、散歩などの軽い運動もおすすめです。 - 温めて血行促進、疲労物質を排泄する
一般的な腰痛は、腰椎(ようつい)のまわりの筋肉が硬直し、血行がとどこおって、筋肉中に疲労物質がたまっている状態です。患部の血行を促して、乳酸などの疲労物質を排泄し、萎縮した筋肉をほぐしてやると、根本的な解決とまではいかなくても、対処的に症状が楽になります。
そのためには、温めること。寝転んで蒸しタオルをのせておく、温シップを貼る、熱いシャワーをあてる、湯船につかるなど、温める方法はいろいろあります。 - 冷えから身を守る
冷え性は血行不良の大敵です。冷房の強い室内でのデスクワークが続くなど、その日のスケジュールによって腰痛を起こす危険がありそうなら、洋服の下に温シップや、カイロを貼って出かけると、多少は腰痛を防ぐことができます。体の末端を温めるのもおすすめです。手足を温めることで、末端にとどこおっていた血液がどんどん心臓にもどろうとし、全身の血液循環がよくなります。 - 腰に負担のかかりにくい姿勢をする
例えば、ものを持ち上げるときは腰を落として膝を曲げてから持ち上げるなど、普段から腰に負担がかかりにくい姿勢を心がけましょう。
捻挫
関節に対して過度に捻る・伸ばす・ぶつけるなどの力が加わっておこるケガのうち、X線でうつらない靭帯や腱などの軟部組織や、軟骨のケガをいいます。捻挫をした関節には赤く腫れ、熱を持ち痛みが現れ動かせないといった症状が診られます。
通常は激しい痛みを感じますが、痛みを感じにくい靭帯もあるため、痛くないから大丈夫と考えてはいけません。
捻挫は放っておくと、靭帯が伸びたままになりくせになりやすいです。また、関節への負担が大きくなり、関節内の負担が積み重なると、変形性関節症(老化現象で関節の軟骨がすり減って関節が変形してくる)というような後遺症や、半月板損傷などの二次的な関節損傷も増えるため注意を要します。そのため捻挫は早めの処置がとても重要になります。
このような症状は注意!!
- 関節を捻ってしまった
- 捻ったあとに関節に痛み・熱感・腫れなどが残る
- 関節にぐらつきや不安定感を感じる
肉離れ
筋肉が伸ばされながら収縮すると、筋力に負けて部分断裂を生じることがあります。それが「肉離れ」です。体重をかけると痛むために通常の歩行が出来なくなります。
原因はスポーツによるものが多く、典型的な例は「ふくらはぎの内側の筋肉の部分断裂」「大腿部→・前面は大腿直筋(腿の前の真ん中よりやや外側)」「後面はハムストリング→内側はお尻の近く・外側は膝の近くの筋の部分断裂です。
このような症状は注意!!
- ストレッチをすると痛い
- 力を入れると痛い
- つま先立ちをすると痛い
- 膝を曲げ伸ばしすると痛い